木村雄太さんにインタビュー

現在、ママ色なびにてレッスンや訪問コンサートを受け付けている現役バリトン歌手木村雄太さんにインタビュー

普段どのような過ごし方をしているのかを中心に伺ってみました。是非ご覧ください♪

1.自己紹介をお願いします。
バリトン歌手の木村雄太と申します。大分県出身で、東京藝術大学卒業、現在オペラやコンサートなどの演奏活動、声楽の個人レッスンや専門学校の教員などの教育活動を主な仕事にしております。

2 .バリトン歌手を目指すきっかけを教えていただけますでしょうか。また、いつからバリトン歌手を目指し始めましたか。
元々小さい頃からピアノは習っていたのですが、小学生の頃はほとんど練習しておりませんでした。中学生になって文化祭で合唱コンクールがあり、そこでクラスの曲のピアノ伴奏をしたところ音楽の楽しさに気付き、音楽の先生になりたいと思い始めました。ピアノは小さい頃から積み重ねがないと音大は難しいので、声変わり後に始める人も多い声楽の専攻で藝大を志望しました。大学卒業後に少しずつ演奏の仕事も広がっていき、現在バリトン歌手としての活動もしております。

3 .体力作りなど、ご自身の為に日々行っていることはございますか。
毎朝家を出る2時間前には起きて、ストレッチや自重による筋トレ、呼吸の練習とヴォカリーズ(発声練習)を欠かさず行っています。体を楽器にする声楽では歌うための筋肉が必要なので、声のために行っています。その他に、空いてる電車ではつり革を掴まずに体幹トレーニングや、ホームでの電車の待ち時間に声を出さずにできる呼吸トレーニングなどを行っています。

4 .趣味や特技はございますか。
趣味はサウナに行くことです。演奏会やオペラの本番の後に行くと、よく眠れます。最近はサウナブームで新しい施設が沢山できているので開拓しています。
後は日本の舞台芸術にも触れたいと思い、歌舞伎に行ったり、落語を聞いたりします。特技は絵を描くことです。

5.今後の展望や目標を教えていただけますか。
実は来年からベルギー留学を目指しており、今年の7月に一度レッスンとマスタークラスを受けに行く予定なので、留学を経て人としても演奏家としてもより大きくなりたいです。

6.皆様にメッセージをお願いします。
持ち声が良くないと歌は上手くならないのでは、と考える方がいらっしゃいますが、少しずつ正しい方法で鍛えていけばどんどんと声が磨かれていき、歌うのが楽しくなっています。
声の可能性を追い求めることも、声を用いて音楽を奏でることもどちらもやり甲斐があります。ぜひ一緒に歌ってみましょう!また、訪問コンサートも柔軟に対応いたしますので、ご興味がある方はぜひ一度ご連絡いただけますと嬉しいです。

以上、木村雄太さんのインタビューでした。有意義な時間の使い方をして隙間時間も自分の身になるような行動をする。そして本業以外のことでも様々な知識を積極的に身につけることで、本業に活かせる学びを得られることができる。小さな努力も大きな努力も怠らないからこそ、夢や目標に近づいていけるのですね。

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