吉岡社労士ママのお悩み相談

家族との関わり方

社労士ママ吉岡先生に、多くのママが抱いている子育てにまつわるお悩みを聞いてみました。いくつかの記事に分けて掲載致しますので、是非ご覧くださいませ。

第一回目は、家族との関り方についてです。忙しい中で、家族と上手く関わる事って簡単なことではないですよね。特に子育てをしていると様々なトラブルが起きて、頭を抱えることも多いと思います。ママが悩む内容で多いことを吉岡先生に話を伺ってみました。

吉岡先生は家族との関り方で意識されている事はありますか。
家族と言っても、それぞれキャラクターが違って、こだわりも違います。そしてそこに私の性格があり、家族全員の関係性や雰囲気みたいなものもありますよね。それぞれの意思を理解し尊重し、そして話し合う事が大切!って思いますが、それがなかなか難しいです・・・。一番は、私の価値観や考え方を客観視できるかどうかがポイントだと思っています。子育ては自分自身との闘いで、自分自身に立ち向かわなければ子供の成長を妨げてしまう、と思っています。でも、これが本当に大変!だって大好きなんだもん!好きだからこそ、大切だからこそ、どうしても伝えたい事がある。これをどのタイミングで、どんな風に伝えるか、言葉だけじゃなく、私の一挙手一投足が全て子育てに影響する事を理解して、しっかり考え伝える事!と自分に言い聞かせています。まあ、いつもこんな風についつい熱く語ってしまう母を、「うざい!」と言いながら、「最近私に似てきた!」と話しをしてくれる子供たちに、感謝の気持ちでいっぱいです。生まれてきてくれて、本当にありがとうと思う日々です。

子育てをしながら、多忙な日々を送られていると思いますが、家事の分担はどうされていますか?
家事は得意な方ではありませんが、独立するまでは、全て私がやっていました。炊事、掃除、洗濯だけでなくPTA、地域の役割、お金の事、生活にかかわるほとんど全て自分でやってきました。それは単に私が全てやりたかっただけなんですけど・・・。家のことを一番よく知っているのがお母さんだと思っていたんですよね。そのため、朝4時に起き、仕事に行き、夜子供たちを寝かせた後も家事をしていました。家でゆっくり座ることがなかったですね。それでも、楽しんでやっていられたのは、主人の理解があったからだと思います。とにかく、私がやりたいように、全てやらせてくれたって感じです。綺麗に片付いてなくても、ご飯が美味しくなくても、文句ひとつ言わずに許してくれる主人は私にとってはかけがえのない存在です。そして、独立して8年、今、夕食はほとんど主人が作り、3人の子供たちは家事の分担をしてくれています。私がソファーで寝ていてもだれにも起こされることなく、ご飯が出来ていたりもします。だから今は、お休みの日は私がごはんを作り、全員が私の食事に「味が薄い」とか言いながら食卓を囲む時間が、なにより幸せな時間です。その時によって役割は変わっていくものだから、自然体で受け入れていくことなのかなと思います。

いかがでしたでしょうか。悩みも答えも人それぞれだと思いますが、様々な経験を乗り越えた方のお話はとても勉強になりますよね。次回は、女性のキャリアに関してお話を伺ってみようと思います♪

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