この度、新たに教えたい登録をしてくださった『西愛里さん』へカラーセラピーについてお伺いしました。明るくて、優しさ溢れている西さんですが、妊娠してから落ち込みや感情の起伏が激しくなり、自分にも家族にもあまり優しくできずに鬱々とする辛い時期を経験したそうです。そんな西さんはカラーセラピーに出会い、セルフケアにも活用をしていくことで自分の感情に冷静に向き合うことができるようになったそうです。現在はカラーセラピストのみならず、色彩福祉アドバイザー,認知症・色彩ケアスタッフとしてもご活躍されています。
それでは早速お話を伺っていきましょう!
悩みを持つ方や、前向きになろうと頑張る方を支援する資格を数多くお持ちですが、人の為になれる資格を取ろうと思ったきっかけはありますか。
「人の為に行動すると色んなものが見えてくる」だからこそ、学生の頃からボランティア活動を積極的に行ってきました。人の為に行動することが自分の為に繋がるという事を実感しています。そして必要としている人を支援することが学ぶ活力になっていて、資格を取ろうと思うきかっけにもなっていると考えています。
実際にカラーセラピーを学んで、自分が目標としていることに活かせそうだなと思った点を教えてください。
私は福祉の業界に関わっていますが、高齢者施設の中ではコロナ禍ということもあり、入居者の方々は、なかなか刺激を受けられる場がないということを感じていました。なにか自分でできないかと考えてカラーセラピーを学んだのですが、高齢のみなさんにカラーカードをお見せするととても喜んでくださるのです。色を見て驚きの声を上げる方もいらっしゃいます。そのような経験からも、カラーセラピーは高齢者の方々に普段感じることが難しい刺激を与えられるということを知るとともに、「色は人の心を動かす」ということを改めて感じます。色彩を通して、他者の気持ちに寄り添えるということを確信しています。
カラーセラピーが気になっている方に、お伝えしたいことはどんなことですか。
色は身近にあるからこそ、そのパワーに気づかないこともあると思いますが、色の世界に一歩踏み込んでみるとその世界はとても深く、知れば知るほど色を魅力的に感じます。色は多彩な側面を持ち、様々な場において役に立つと思います。そのような色の特性を知ることで自分自身も変化します。
生活している中で、誰しも心配や不安やストレスで心が不安定になる事もありますよね。そんな時こそ、本来の自分を見つけ出すことが大切であり、その手段の一つとして「カラーセラピー」があるという事を皆様に知っていただきたいと思います。
私たちが普段接している『色』には心を動かす力など意外な一面があります。是非皆さんも、西さんのカラーセラピスト講座で、『色』と向き合う素晴らしさを体感いただければと思います。